「みや、みや…」
「んー」
「んふふー」
手で掬い上げた泡を雅に向かって吹き飛ばす梨沙子
それをもろに食らった雅はウワーっとわざとらしく体を仰け反らせる
それがツボに嵌ったのか梨沙子は大爆笑する
少し暗くなっていた事が嘘の様に梨沙子は楽しそうにしている
「良かったー梨沙子楽しそうで」
「うん、やっぱりうちで入浴剤入れるより凄い!!浴槽が広いし」
「俺も梨沙子とお風呂ちょー楽しい」
雅はイタズラっ子の様にニシシと笑って、泡を手に取り梨沙子に仕返しをする
彼女はそれを手で払いながら、バシャバシャと水面を叩く
「ちょっ、めっちゃかかる、かかるんですけど」
「みやがしたから、お返しー」
「最初にしたの梨沙子じゃん」
二人ともムキになりながら、泡を掛け合う
一通りじゃれ終えあると、息も上がって来る
さっき梨沙子を抱きしめてからずっと悶々としていた雅は我慢の限界にまで近付いている
「ちょー俺、疲れた…溺れるぅ」
「えー、まだ遊ぼうよー」
雅は梨沙子の言葉を聞かずにブクブクと浴槽の中へ潜って行く
そんな雅の姿を可愛いなと梨沙子は思うが、直ぐに下半身に違和感を感じる
雅が梨沙子にちょっかいを出しているのだ
「ちょっと、みやっ…止めてよ、もうっ!!」
「ブハーっ!!へっへー」
梨沙子は体を捩らせ抵抗するが、雅は止めない
しかも手の動きを激しくさせる
「あんっ、あっ、ダメ…」
「良いじゃん、俺もう我慢出来ないし」
雅は眉を顰めて梨沙子を見るが、彼女は彼の事を気にする事が出来ない
雅はクスリと笑い、梨沙子の中に指を入れる
梨沙子は体を少し反らせ、雅の指を受け入れる
「はんっ…みやっ、やっ…」
「嫌なの?止める?」
「いやっ、もっと…」
梨沙子は雅に抱きつく様に体を寄せ、彼は支えながらも指を動かす
雅はクスクスと笑いが止まらず、梨沙子の肩に吸い付く
梨沙子の体に付いた泡が雅の口に少し入るが、気にせずに吸ったり舐めたりする
挿入させた指は奥まで突いたり、そうかと思えば抜き出すギリギリまで引いたりして梨沙子を刺激し続ける
それに合わせて梨沙子の体がビクつくが、雅の腕はしっかりと彼女を支える
「いぃっ…もぅ、そろそろ、イキそう…」
「んっ…」
雅は聞こえるか聞こえないかの声で頷くと、指の動きを速くする
梨沙子も腰を振りながら、自ら快感を得ようとする
「んぅっ…あぁぁんっ…!!」
「ふぅー」
梨沙子は少しグデンと雅に寄りかかる様にして果てる
それを満足した様に雅は抱きかかえ、背中をさすって梨沙子が呼吸を整えるのを手伝う
「大丈夫?」
「うん…」
梨沙子はまだ朦朧とした感じで雅に頷く
そんな表情も可愛いなと思い、濡れて額に張り付いた梨沙子の前髪をかき分ける
梨沙子はそんな彼にフニャンと微笑む
「のぼせちゃうし、そろそろ出ようか?」
「うん…」
雅は梨沙子の体を支えながら立ち上がる
少しよろけそうになる梨沙子の体が雅にぶつかり、雅はドキッとする
さっきから梨沙子は不意に雅を驚かせる
と言うよりも、興奮させてしまっている
「みや、起ってる…」
「いや、まぁ…そりゃあね!!」
浴槽から出た梨沙子は雅の下半身をマジマジと眺める
さっき梨沙子はイったものの、それは雅の指でだった
要するに、雅のそれはギンギンに起ったままなのだ
「じゃあ今度は梨沙子がしてあげる…」
梨沙子は妖しく微笑むと雅の手を引きベッドへ急ぐ
雅の肩を押して座らせると、梨沙子もその隣にちょこんと座る
すると、雅の方を向き手を彼の下半身に伸ばした
ツーッと一回、彼のソレをなぞる
「手が良い、口が良い?」
「…どっちでも良いよ」
「ンフフー」
雅がそっぽを向きながら答えると、梨沙子は何故か楽しそうに笑うと立ち上がり雅の前に座る
雅のそれに手を添えて、口を小さく開くと先端に口づけ、そして一気に食わえる
頭を前後に動かすとジュポジュポと音が鳴る
「うぁっ、やべっ…」
雅は梨沙子の奉仕に体を仰け反らせるが、それでも彼女は行為を続ける
時々噛み付く様にしたり、舐めたりと色んな事をする
梨沙子の姿を見ながら、雅はそろそろやばいと思う
「梨沙子、そろそろ…イッ、あぁっっ…」
そう言っている途中だった
雅は梨沙子の口の中に出してしまった
「…梨沙子、早く出しな」
雅は息がまだ落ち着かないままで梨沙子にそう言うが
梨沙子はゴクリと飲み込んでしまった
「また、ゴックンしたぁー」
「だって、みやのだから良いじゃーん」
「そういう問題じゃなくってさぁー」
ニコニコと何を考えているのか分からない笑顔で雅に抱きつき
押し倒す様な感じでベッドにダイブする梨沙子
グリグリと頭を雅に押し付けながら、梨沙子は声を出して笑い始める
「イヒィーみや大好きー」
「はいはい、俺も梨沙子の事好きだよ」
「ホント?」
「うん、だぁーい好き梨沙子の事」
ギュッと梨沙子を抱きしめ、雅は梨沙子の匂いを嗅ぐ
風呂上がりの匂いと、梨沙子独特の甘い匂い
それに雅の体は素直に反応してしまう
ヤバいなぁーって思ったのと同時に仕方ないかと諦めに似た気持ちもあった