「あー、3年体育してる」
「おー、良いなぁ…ってか、受験生なのに余裕だね」
教室の窓からグラウンドを眺めるえりかと雅
そこには一つのボールを一生懸命追いかける生徒の姿
「あー、決まった…」
「今、決めたのシミサキじゃん」
「清水先輩だっけ?」
雅はえりかの口から知った名前が出て来て反応する
えりかはそれに頷き、ふにゃりと笑う
「シミサキなんでも出来るからね、サッカーも得意なんでしょう」
「でも、あの先輩変人だって聞くよ」
「あー、理解はしがたいかな…アイツの携帯の待ち受け彼女の下着姿だからね」
えりかが笑いながらそう言うと、雅はギョッとした表情でえりかとグラウンドの佐紀を見る
「マジで?」
「うん、シミサキはドSのド変態だから」
ハハハと笑って、話を終わらせたえりかをよそに、
雅はおかしな趣味の人も居るんだなーと首を傾げた
* * * * *
静寂が走る図書室に遠くから響く足音
それが聞こえた瞬間、佐紀は本を捲る手を止めた
「佐紀ちゃん!!」
「…廊下は走らない事、ドアの開閉は静かにする事、あと」
「「ちゃん付けしない事」」
佐紀の最後の一言と綺麗にハモらせて言ったのは佐紀の彼女である桃子
佐紀はそれを言い切った後に彼女の方を向き、本をパタンと閉じた
「分かってるなら、いい加減学習しなよ」
「ごめーん」
「まぁ、そんな桃だからお仕置きのしがいがあるんですけどね」
佐紀は本を棚に戻し、桃子はそんな佐紀に近付く
佐紀はまた、目で本の背表紙を追い新しい本に手をかける
桃子はそんな佐紀の行動を黙って見つめ、近くの机に持っていた鞄を置いた
「予備校まであと1時間くらいだから、どっかご飯食べに行こうよ」
「んー、今日休講って先週言ってましたよ」
「そうだっけ?」
「そうです」
佐紀は桃子の方を向かず、話を続ける
そんな態度に桃子は寂しくなり、佐紀の背中に抱きつく
「佐紀ちゃん今日冷たい」
「そう?」
「うん…て言うか、背伸びた?」
桃子は上目遣いで佐紀の頭を見つめ、撫でる様にして触る
佐紀はそれでも、桃子を気にせず本を読み始める
「桃からキスしづらくなっちゃった」
「僕からはそうでもないですよ」
いきなり佐紀は振り向き、桃子に口づける
それも深く、舌を絡ませる様に
「んふっ…佐紀ちゃん、キツい…」
「そんな事言って、待ってたんでしょ?」
不敵に笑う佐紀に対して、桃子は嬉しそうに頷く
佐紀はそんな彼女のスカートの中にすかさず手を入れる
下着の上からなぞれば、直ぐに湿り始める
「鍵、締めました?」
「うん…」
「よろしい」
佐紀は余裕の表情で桃子の陰部をなぞり続ける
どんどん濡れる桃子に佐紀は満足だと言った様子でご褒美のキスをする
「相変わらず、体は優秀ですね」
「佐紀ちゃんが上手なんだよ」
「当たり前です」
佐紀は陰部に空いている方の手で桃子のタイを外す
桃子も佐紀のブレザーを脱がせ、タイに手をかける
放課後の図書室での二人の情事はもう何度も繰り返されている
それはある種の調教で、佐紀は桃子で色々な事を試して来た
例えば、桃子を一人でさせてみたり、道具を使ってみたり
最初はそんな事に抵抗のあった桃子だが、佐紀が喜ぶのを見ると
自らも快楽に溺れる様に、素直に従う様になった
「もう、こんなに起ってる…」
桃子のブラをずらし、突起を指で撫で始める
桃子は恥じらう様に佐紀から視線を外し床を見る
そんな態度を気に入ったのか、佐紀の行為は更にエスカレートする
突起を口に含み、舌で転がしたり、齧ってみたり
普段の佐紀と比べたらノーマル事だが、立ったままでされると桃子の腰に力が入らなくなる
「桃、今日はえらく感じやすいね」
「やぁっ…だって、何かいつもと違う…」
「そうですか?僕なりの優しさなんですが…」
桃子は佐紀にしがみつく様に立つのが精一杯で足がガクガクと揺れている
佐紀はそんな事を気にしないで、胸への愛撫を止めない
「佐紀ちゃん、立ってるのキツい、かも…」
途切れ途切れに桃子が訴えるが、佐紀の耳にはそれが届いていない
そして、スカートをおろし、下着の中に乱暴に手を突っ込んだ
既に愛撫で濡れているから愛液がぬるぬると佐紀の指に絡み付く
手を引き出し、佐紀はそれを口に含む
すると、何かを思いついたのか桃子への愛撫を全て止める
「…やっぱり、止めた」
「えっ?」
「疲れたから、桃一人でやってて」
佐紀は気まぐれに、近くの椅子に座る
そんな佐紀をまたか、と思いながら桃子は沈んだ表情で眺める
佐紀はそれでも態度を変えず、桃子に早くしなさいよと言った様子で見つめ返す
「桃、佐紀ちゃんにしてもらいたい」
「でも、僕疲れたから」
「…じゃあ、ちゃんと見ててよ」
「当たり前です」
佐紀の返事に気を良くしたのか桃子は佐紀の目の前のテーブルに佐紀が見える様に座り
直ぐさま自分の手を下半身に運んだ
陰部に触れるとさっきまでの愛撫で相当濡れていた事に気付き桃子は少し驚く
それもこれも桃子の体を佐紀がこんなにしたのだ
桃子は数回そこを撫でるとクリトリスを強く指の腹で押す
「あぁんっ…気持ち、良い…」
桃子は自ら与えた刺激で快感を得る
佐紀はそれを気だるそうに眺める
「もう、指入るでしょ?」
「あっ…入れて良いの?」
「一人でしてるんだから、僕に聞かないでよ」
佐紀に見える様に足を広げ、桃子は指を入れる
グジュグジュと音が聞こえるくらいに桃子は指を動かす
しかし、頭のどこかにまだ佐紀にして欲しいと思っている所があるのか
中々、イクことがない
「桃、遅いよ」
「だってぇ…佐紀ちゃん、してよ…」
「桃なら出来る、頑張って」
佐紀は他人事の様に桃子を励ます
桃子は仕方なく指を激しく動かし始める
「あんっ…佐紀、ちゃん…もっ、無理ぃ…」
「仕方ないなぁ、指1本だけ貸してあげるよ」
佐紀はそう言うと立ち上がり、桃子は指を抜き取る
佐紀は桃子の体を抱きとめながらそこに指を埋め、動かし始める
「やっぱ、佐紀ちゃんが良いっ…あっ、あぁんっ…」
「我が儘だなぁ」
桃子は佐紀の指の動きに合わせ、腰をくねらせる
佐紀はやはり面倒くさそうではあったが笑いながら桃子をイカせる事に集中した