×××私と先輩××× 03

えりかが左足を軽く引きずりながらアパートの廊下を歩く

自分の部屋はもう目の前

鼻歌まじりで機嫌良く、今から何しよう?などと考えながら歩いている


「…って、何で?」


えりかの目に飛び込んで来たのは自分の部屋の玄関の前で座り込んで頭を伏せている愛理の姿

えりかが来ても動かない所から見ると、寝ているのだろう


「フッ…」


えりかはその愛理の前にしゃがみ込んで頭を優しく撫でる

愛理はそれに反応して顔を上げると、目を細めとても嬉しそうな顔をする

えりかもそれを見て不思議と満たされる様な気持ちになる


「おかえりなさい…」

「うん、ただいま…て言うか、風邪引いちゃうから中に入りなよ」


えりかが立ち上がり、扉を開け中に入って行くのに愛理も続いた


昨日来た時とは違った感覚で入る

昨日ここは“好きな人の家”だったのが、今日は“彼氏の家”に変わっている

大きな違いは無いのかも知れないが、愛理は幾分か浮かれモードになっている


「先輩昨日借りたシャツ…」

「わざわざ返しに来たの?愛理ちゃんいい子ー」


えりかは大げさに喜んでみせて、愛理に抱きつく

愛理もそんなえりかの背中に手を回してギューッと抱きついた

すると愛理は頭の上に違和感を感じる

グリグリとえりかが頬擦りをしているのだ


「先輩に会いたかったし」

「愛理ちゃん風邪引かなかった?」

「大丈夫ですよ、体には自信あって」

「良かったー、愛理ちゃん昨日ブラまでビショビショだったでしょ?」


えりかがニヤリと笑って愛理を見る

急にそんな事を言われたものだから、愛理の顔は見る見るうちに赤くなって行く

そんな愛理をみてえりかは更にニヤリと笑う


「どうせなら脱いじゃえば良かったのにぃ〜」

「ちょっ、そんな事言わないで下さい!!」

「ごめーん…でも、見たいな愛理の全部」


さっきまで愛理“ちゃん”と呼んでいたのに、えりかは真剣な顔をして愛理を呼び捨てる

その表情があまりにも格好良く、綺麗なものだから愛理はドキッとしてしまう

そんな愛理にえりかは首を傾かせ、顔を近付ける

目を閉じて愛理は受け入れる


「んっ…あっ…」


ピチャピチャと音を立てながら、キスをかわす

えりかは昨日までとは違い、激しく激しく愛理を責め立てる


「やっ…あぁっ…」


えりかが手を愛理の胸に置き、優しく揉み始める

唇を離し、えりかは愛理の表情を覗く様に見つめる


「今日会えないと思ってたから…」

「私、も…会いたく、て…」

「相思相愛だね…」


えりかはクスリと笑うと、愛理のブレザーのボタンを外す

続けて、中に着ているブラウスのボタンにも直ぐ指を掛ける


「愛理、初めて?」


えりかの問いに頷くだけで答える愛理

そんな愛理の顎を片手で持ち上げ、えりかは強引にキスをする

えりかの舌の動きを追う様に、愛理も一生懸命に動かす

えりかはその間も手ではボタンを外し続ける


「嬉しいなぁ、愛理の初めて貰えて」

「あっ…」


全てのボタンが外れ、愛理は開けた姿になる

えりかは愛理をそっとソファーに寝かせ、その上に跨がる

押さえ込む様にしてキスをしながら、ブラの中へ手を侵入させる


「愛理、感じてる…」


愛理の胸の突起は既に起っており、えりかの指に弄くられる

その度にピリピリと電気が走る様な感覚が愛理に与えられ、モジモジと身をよじらせる

それでも、えりかは愛撫を止めず、突起を摘んだり、弾いたりする


「ブラ、取るよ?」

「はいっ…」


愛理の背中に片手を回し、器用にホックを外す

スルリと片腕ずつ抜き取り、愛理は遂に上半身は何も着ていない状態になる


「隠さないでよ…綺麗なんだから」

「だって…」


愛理が腕で隠す様にするのを見て、えりかは不満の声を出す

力ずくでそれを動かす事も出来るが、えりかはそれをしない

えりかは動きを止めたまま、何もしない


「分かった、隠さないから…先輩も脱いで?」

「うん、愛理がそう言うなら」


えりかは着ていたシャツを乱暴に脱ぎ捨て、愛理に覆いかぶさる

そのまま手はベルトにかけ、カチャカチャと外す

下着だけの姿になったえりかは、まるで子犬の様に愛理の胸を舐め始める


「アッ…もう、先輩っ…」

「愛理、気持ち良い?」


ペロペロと舐めているそこから、えりかは舌を話さずに愛理に問う

愛理はそんな言葉が聞こえていない様子

えりかは、そっと愛理のスカートをおろす

その手は優しく内股を撫でると既に湿った下着の上から愛理の陰部をゆっくりと撫でる


「愛理、ちょー濡れてるよ」

「言わない、でっ…」


愛理が嫌々と言う様に首を振ると、えりかは面白がって何度も何度も指を陰部に擦り付ける

どんどんと溢れて来る愛液で下着は更に湿って行く


「こんなに濡れたなら、脱がないと…」

「いやぁっ…あっ、あっ…」


えりかは愛理の言葉に耳を貸さず、下着をおろし直接そこに指を這わせる

最初は触れるか触れないかの様に這わせていたが

次第に力強く、押さえる様に擦り始める


「愛理、気持ち良い?」

「気持ち、良いです…」

「良かったぁ〜、俺もかなり感じちゃってる」


えりかは手を止め、愛理の手を掴む

その手を自分のソレに持って行く


「ほら、めっちゃ感じてるでしょ?」

「うぅ…」

「愛理が綺麗だから、興奮しちゃって」


照れくさそうにそう言うと、愛理も少し嬉しそうに笑う

えりかはそんな愛理を見ると、下着を下ろし何も纏わぬ姿になる

愛理も、足の所に下着がかかっているだけで、えりかと変わらない姿だ


「お揃いだね」

「はいっ…」

「あー、ちょっと待って!!」


えりかは忘れては行けないと言った感じで机の上の財布を漁る

中からゴムを取り出し、慣れた手付きで装着する

愛理はそんなえりかの姿を寝たまま見つめる


「愛理、痛かったらちゃんと言って」


えりかはそれだけ言うと、少し乱暴ではあったが一気に挿入する

すると、愛理は今まで感じた事の無い様な感覚と熱に驚く


「大丈夫?」

「大丈夫、です…」

「そっか、良かった…」


えりかはそれだけ愛理に確認すると無心で腰を動かし始める

奥まで突き上げられる度に、愛理は声を抑え切れず出してしまう

えりかも少しずつ息が上がって来る


「ふぁっ、あっ…、あっ…」

「ヤバい、そろそろイキそうかも…」

「あっ、あっ…」


えりかが動きを速めると愛理はさっきまでの感覚とはまた違った感じを味わう

さっきまでよりも、更に気持ち良く何もかもが溢れそうになる


「愛理、一緒にイコっか…」

「あぁぁ、あぁぁっ…」


えりかが優しく愛理に声を掛ける

その声が愛理に届いたのかは分からないが、愛理は絶頂を迎えた


* * * * *


「恥ずかしい…」

「何で?ずーっと付き合ってたら行く行くはしたんだよ、セック…」


えりかが言い切ろうとした瞬間に愛理がクッションをえりかにぶつける

その顔は真っ赤で、少し恨めしそうにえりかを見ている

えりかは困ったと言う様に頬を掻き、愛理にすり寄る


「でも、愛理ちゃんの事何でも知ってたいし」

「それです、私先輩のメールアドレスと電話番号聞きに来たんです!!」


愛理はまだ何も着ていないのに、勢い良く立ち上がる

えりかはどうしたものかと驚くがその姿に笑ってしまう


「なぁんだ、みやから聞けば良いのにソレくらい」

「ダメです、ちゃんと先輩から教えてもらいたくて…」

「そっか…結果、今日も愛理ちゃんと会えた訳だし、教えてあげましょう」


おどけた調子で、えりかが愛理に微笑む

愛理も喜び、えりかに抱きつく

そこで、自分の格好がまだ裸である事を思い出す


「そっ、その前に服着ないと…」

「はい、これ…」


えりかが愛理に制服を手渡すと愛理は急いでそれを着る

そんな姿を見ながら、えりかはなんだか幸せだなぁと感じていた