いっつも心配そうな目線で優しく見守ってくれる
優しさって分かってるんだけど、本音を言えばちょっと違う
「梨沙子、ほら靴紐…」
「えっ、あっ…分かってたもん、今から結ぶんですー」
「はいはい、こけない様に気をつけなさいよ」
みやはちょっと年上だからって、いっつもこうだ
私にあれしなさい、これしなさい
それは私の為って分かるんだけど、そこまでしてくれなくて良いのにって思う時もある
その癖、傍にいて欲しいなって思う時に
時々、ホントに時々なんだけど気付いてくれない
みやだって案外自分の事でいっぱい、いっぱいな時がある
私はそういうのだってちゃんと分かってる
だから、本当に居て欲しい時はそう言う顔して待ってるから
みやが気付いてくれる様に、待ってるから
だからさ、あとちょっと、ちょっとだけ良いから
長い目で見て